問いとアイデアが出会うプラットフォーム、“Q&I”。
「ソーシャルグッド」が当たり前の社会へと向かう
大きな一歩に
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「ソーシャルグッド」が当たり前の社会へと向かう
大きな一歩に
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「答え」より「アイデア」、「Good」より「Goot(グッと来た!)」
問いとアイデアが出会うプラットフォーム、“Q&I”。
「ソーシャルグッド」が当たり前の社会へと向かう大きな一歩に
社会にはたくさんの課題がある。
でも、それを解こうとする人はまだ多くはない。
もしかすると”Q&A”という構造に、問題があるのかもしれない。
問い(Question)に対して、ただひとつの答え(Answer)を探るのではなく、
その問題を解くための「アイデア」を募集して、みんなで一緒に考えていく。
そんなプラットフォームをつくろう。
そうして立ち上がったのがこのQ&Iです。

このプラットフォームは、(社)世界ゆるスポーツ協会(代表理事:澤田 智洋氏)と、(株)Amplify Asia (代表取締役:白石 愛美氏)が、共同で2023年10月1日(日)に立ち上げました。YUIDEAは、このQ&Iにアクティブサポーターとして参画しています。
今回は、Q&I発起人の澤田氏・白石氏と、当社代表の細矢が、YUIDEAの社内向け動画チャンネル「YUIDEA VALUE SHARING(YVS)」に登場。Q&I立ち上げの経緯や今後の展開について対談をしました。

澤田智洋さん
世界ゆるスポーツ協会代表理事/コピーライター
コピーライターとして、映画「ダークナイト・ライジング」の『伝説が、壮絶に、終わる。』等を手掛ける。2015年に「世界ゆるスポーツ協会」を設立。これまで100以上の新しいスポーツを開発し、20万人以上が体験。海外からも注目を集めている。また、一般社団法人障害攻略課理事として、ひとりを起点に服を開発する「041 FASHION」、視覚障害者アテンドロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスも多数プロデュースしている。著書に「マイノリティデザイン」「ガチガチの世界をゆるめる」「ホメ出しの技術」。

白石愛美さん
株式会社Amplify Asia 代表取締役
コーポレートコミュニケーション コンサルタント
WPPグループにて、リサーチャーとして主にマーケティングおよびPR関連プロジェクトに従事。 その後、人事コンサルティング会社、電通アイソバーの広報を経て、ダイバーシティを起点に企業のコミュニケーションをサポートする株式会社Amplify Asiaを2018年に立ち上げる。著書に「ダイバーシティ×マーケティング コミュニケーションをデザインする6つの視点 (翔泳社)」メディア連載に「ダイバーシティから考える、新しいマーケティング・コミュニケーションの視点(MarkeZine)」

細矢和宏
株式会社YUIDEA 代表
ー 気軽にアイデアを出しあう環境を
澤田:
以前から感じていたことですが、日本の学校教育は「ひとつの答えを見つけること」に注力することが多い。例えば、Q&Aみたいに”先行して存在している答えに追随して、そこに当てにいく”みたいな思考法で勉強しているよう思います。一方、社会問題は答えがなく、それを解くためには柔軟性が必要で、この構造をなんとかブレイクできないかなと考え生まれたのが、“Q&I”です。
白石:
社会問題って「ジブンゴト」として見ることが難しく感じませんか? 主語や問題のスケールが大きすぎて、「もうこれ、全然解決できない」みたいな。だから、みんなの身近な生活に落とし込んで、”あなたに関係しているかもよ”くらいの等身大の問いに感じてもらえることが、最初の入り口・きっかけになるのではないかと思いました。実際に、Q&Iのサイト内では、堅苦しくならないようにわかりやすい言葉を使って、フレンドリーさを感じてもらえることを意識しています。身近な社会課題について、みんながもっと気軽にアイデアを出し合えるようになったら、変化の後押しになるのではないでしょうか。
澤田:
Q&Iでは、問いに対しての回答期限を設けることはせず、集まった回答から優れたものだけを評価するようなこともしていません。どれが正しくて間違っているかなんて分からないし、全部正解ともいえる。それぐらいの気軽さで、向き合ってもらえたら嬉しいです。
ー YUIDEAがアクティブサポーターになった理由

細矢:
YUIDEAが参加するきっかけとなったのは、Q&Iが掲げている身近な社会課題と、私が感じていた日頃の疑問や課題意識が重なり合ったからです。例えば、子どもの食品アレルギーだったり、教育の問題だったり。そうした身近な課題を取り巻く状況や周囲の環境、そこに関わる方々の心情や意識ってあまり知られていないと思うことがあり、一方で「そういった課題はそういうものだから」と、無抵抗に受け入れてしまっている自分もいて。お二人からQ&Iにお声がけいただいた際に、Q&Iはそういう部分に光を当てられるんじゃないかと可能性を感じました。
また、当社には「世の中の役に立つ、生活を豊かにする」という創業の精神があります。それを受けて、昨年、「ソーシャルグッドが当たり前の世の中にしていきたい」ということをトップメッセージで表明したのですが、YUIDEAがQ&Iに参画・協力することによって、その姿を社会に示していくことができるのではないかと思っています。
ー YUIDEAの役割とは
細矢:
「世の中にある価値をアクティブに!」という当社のコーポレートメッセージがあります。世の中に埋もれてしまっている価値を見つけて、つないだり、広げたり、増やしたりしながら、新しい価値を生み出して、それを誰かの幸せや喜びにつなげていきたい。それが自分たちの使命であり、役割だと思っているのですが、YUIDEAが見つけた価値を、Q&Iを通してよりアクティブにしていけることを目指して、取り組みを進めていきます。

ー 共に身近な世界を変えていく
澤田:
今、すでに公開している問いに対するアイデアが素敵すぎて、ハードルが高いという声もいただいているのですが、アイデアって、それを考えた人の化身みたいなもので、くだけたもの、真面目すぎるもの、いろいろあっていいんです。ぜひ、みんなでアイデアを出し合っていきましょう。
白石:
Q&Iで実現していきたいこととして、皆さんが考えてくださったアイデアは、その方の個性が結びついてくるものなので、アイデアをシェアし合うことで、多様な価値観をもった方々同士の相互理解にもつながっていけば嬉しいですね。
細矢:
YUIDEAは、自らもアイデアパーソンとして、解決のアイデアを考えていきたいと思っています。それを起点に当社として「ソーシャルグッド」なサービスを生み出して、世の中の課題を解決するための糸口を創り出していきたいです。でも、実際にアイデアを考えようと机に向かってみても、なかなかよいアイデアが浮かばずに苦戦しています(笑)。
澤田:
ありがとうございます。では、アイデアを考える際のヒントをひとつ。アイデアって、力が入ってしまうとうまく出てこないので、脱力状態で「ゆるさ」を保ちながら考えていくスタンスが重要だと思います。今後の「ゆるYUIDEAさん」に、期待しています!

「Q&I」に関するニュースリリースはこちら
(2023年10月1日配信)
問いとアイデアが出会うプラットフォーム、”Q&I”にActive Supporterとして参画。「ソーシャルグッド」が当たり前の社会づくりに貢献
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